親父伝説。

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金曜日は我が偉大なる父の57回目の誕生日でした。
 サプライズでケーキを買って、実家に帰ったところ、父は母と食事に行っておりました。驚かすつもりが、こっちが驚いてしまいました。  
父ももう57歳になり、やっぱり老けて来たなあと、しみじみ感じます。
 まあ私もその分年をとってきましたしね。 それにしても父も最近は丸くなってきたようで、あまり無茶なことはしなくなってきました。

 今日はそんな父の話です・・・ 。 

その日父は、車で会社に向かう途中でした。 少し狭く、車がすれ違うことの出来なさそうなトンネルで、父は反対車線から侵入して来た車を、トンネルの外で待っていてあげました。ところが、その車の運転手が当然文句を言ってきたのです。 父の話だと、その時父は車内でパンか何かを食べていたらしく、それが逆に こちらが文句を言っているように見えたのではないかとのことです。 まあ、相手はそんなこと知りませんから、ギャアギャアずっと言っていました。 父はそれを見て、いきなりキレました。 まず、自分の車を降りて相手の車まで行き、おもむろに素手でドアミラーを粉砕。 相手はそれだけでビビり、そのままドアキーを全てロックして車中から 出てくる様子はなくなりました。すると父は趣味のゴルフを生かし、車に 積んである素振り用クラブで、相手の車のフロントガラスをナイスショット! これには、相手も殺されると思ったのでしょう。車を捨てて逃げました。 父は追いかけたのですが、流石に50代の体力ではキツく、追いかけることは断念。 しかし怒りの収まらない父は、相手の車のキーを上原並みの投球で、 巨人の星にしてしまったそうです。そのまま父は何事も無かったように会社に出社したそうですが・・・ 。

当時、父は真剣にこの話をしてくれました。よっぽど腹が立ったのでしょう。
  この話を聞いた時、どうやら私は間違いなくこの人の血を引いていると実感しました。
 もちろん私は、未だにこの人だけは怒らせてはいけないと思っています。
 
父よ、Happy Birthday!
いつまでも元気に長生きしてくれ。

 そして最後に一言。   

頼むから、はやく自首してくれ。

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