今から一昔前。
私はまだ高校生という名の子供でした。
思えばいつも金欠でしたね。
まあ、高校生なんてそんなもんでしょうが・・・。
そんな私にも彼女が出来た事がありました。
やはり女の子と付き合うと金がかかるもんです。
まあ、見栄を張りたくてお金を出そうとするんですよね 。
アレも、コレも買ってやりたくて、食事代も全部出す。
しかし先ほど言ったように、基本的には金がない。
それでも貯金を駆使していたわけです。
今思えばとても健気な私ですよ(笑)
ある時、町の雑貨屋で彼女が見ていた指輪。
彼女はソレに魅入っていたんです。
当然買ってあげますよね。
値段はたしか2千円だったと思います。
で、買ってから一ヶ月で無くしたという。
もうね、激怒。
今思えば本当に大人げない。
しかし、当時の私にとっての2千円は大金。
それを無くされた訳ですから。
私が怒ると、彼女は大泣きしながら探しまわったみたいですよ。
元々、面白かった顔がもっと面白くなっていましたが。
結果から言うと、トイレの洗面所で見つけたそうです。
だったら、最初から本気で探せ! と言いたかったんですが・・・。
今そんなことが起きても、私は怒らないでしょうがね。
なんせ財力的に当時の比では無いですから。
たとえ20万円の指輪を無くされたとしても怒らない。
勿論、精神的にも大人になってますから。
ただ、唯一の問題としては指輪をプレゼントする相手が居ない事だろうか。

